人魚の涙

バブル時代に青春を謳歌した悲しいアラフォー女性の曲

「人魚の涙」を紹介しましょう。

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【人魚の涙】 曲・詞 minor

周りを見渡せばいつでも私が1番かわいい
一昔前にはこの姿にかなりの自信をもっていたんだけど

幸せな未来しかありえないと決めつけていた
人魚姫のように泡になれずひとりっきりの退屈な毎日

ちょっとそこのお嬢様
少し時間ありますか?
ぼくとお茶しませんか?
公園のベンチでナンパされた

平成生まれ頭の小さいスタイル抜群の
男の子たちが取り囲むのドキドキする
イヤになっちゃうわ、もう

ふぅ〜お洒落なグレイのスーツに身をつつんで
男の子たちは媚を売るの
こんな気持ちは何年ぶりかしら

(間奏)

ルールを守らないヤツはどこにでもいるもの
そいつのおかげで胃がチクチク
几帳面な性格がアダだぜ

美しい公園は今の俺の生き甲斐さ
ところが最近やたら目につく
パンの耳とバブル期のJJ

派手なお粧ししてる
40過ぎの女性が
鳩たちに囲まれて
微笑みながら何か呟いた

平成生まれ頭の小さいスタイル抜群の
男の子たちの尖ったくちばしが
私を狙ってるみたいよ

ふぅ〜流行りの赤いブーツを履きこなして
ほら今日も新入りが増えてるわ
ちゃんと上手に列に並んでね

彼らはいつも 私の餌を 巻き上げてる
夕日はそっと 私の背中 あたためてる 
・・・泣きたくなる